H×H | ナノ


▼ 支配欲

「もう1回」

そう言うと
繋がったままのイルミのものが
また大きくなっていくのがわかる

「ちょっ・・・休憩しよ?」
と上目遣いで必死に止めてみるが
そんなもの効果なんてない

「飼い主に命令するなんて躾がなってないね」

ゆっくりとまた腰動かしてもいく
グチュグチュと愛液と精液が混ざる音がする

「お前は俺のモノ」

そう言いながら口に指が2本入ってきた
指で口内を侵される

「んうッ」

「アラタって苦しい事されると余計に締まる」

苦しい、でも気持ち良い
イルミの指をフェラするように舐める

「アラタが上手いとなんかムカつく、」

口から手を抜かれ
腰を持たれ突きあげられる

それだけで快楽は押し寄せて来る

出会ってからそんなに日も経っていないが
何十回と抱かれ
膣はしっかりイルミのモノに慣れたらしい

「あっあんッ!イくっ・・・」

イルミは欲を吐き出しても
まだ足りないらしく
「もう1回」
とまた身体を求めてきた

後ろから突かれている時なんか
また肩や背中を噛んでくる
何回達したかわからない

快楽に飲み込まれると同時に意識を失った



◇◇◇

「あ、れ・・・?」

「起きた?」

横を見るとイルミがこっちを見ていた

「イルミ・・・ごめん意識飛んでた」

「15分くらいね。俺もイッたからいいよ
先にシャワー浴びたよ」

「ん。それにしてもイルミ激しい」

「よく言うよ。首締められてイくくせに変態」

「うっ。イルミだからだよ!
普通ならあんなの怖いよっ!」

「ふーん。俺なら怖くないんだ。なんで?」

「それは、わかんない」

ほんとに何でだろう
怖くない
あたし相当なマゾなんだろうか

「まぁいいや。
アラタは俺のペットなんだから
俺しか考えちゃだめ。
昔の奴ら全員殺したいし
アラタの中の記憶すら消したいけど
アラタに念は使いたくないしね。
他のとこにいかないように鎖つけて
閉じ込めたいけどそれもしない。
だからアラタも言うこと聞いてね」

「う・・・うん。」

今サラッと怖いこと言われた気がするけど
気にしないことにしよう。

「なんかさ。
アラタとヤると調子良いんだよね。
なんで?」

「え?!あたしに聞かれても・・・
そんなのたまたまじゃない?」

「ふーん。あ、俺これから仕事だから。行くね。
ちゃんとシャワーして寝るんだよ。
もう今日はどこもいかないこと。」

「わかった。いってらっしゃい。「」
キスをして頭を撫でるとイルミは出て行った

(今何時なんだろ…)

気怠い体を起こしながら
シャワーを浴びようと寝室から出ていく

時計を見ると夜の23時だった
買い物から帰ってきたのが15時くらいで
そこからノンストップでヤり続けてたらしい

「うわー。そらお腹もすく。イルミ絶倫すぎる。」

シャワー浴びると噛まれた所がチクチクしみる
痛いけどイルミの独占欲の強さを
ものがったているようでなんだか少し嬉しい

あたしマゾだな
束縛なんか嫌いだったし
自由に生きてきたけど
イルミのそれは許せた

イルミといるのは心地よいのだ
出会って日が経ってないのに
なんでこんな気持ちになるかなんて
わからないけど

そう考えながら痛む身体を
洗い流すかのようにシャワーを浴びた

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