H×H | ナノ


▼ 閉じていた目も

「で、キルアどうだった?」

風呂から上がるなり
ベッドへと押し倒され
何度も絶頂へと導かれ
身体は疲労と悦びで
ぐったりとしているのに
イルミは涼しい顔で
アラタの髪の毛に触りながら問いかける


「んー、手刀のキルアって呼ばれてた」

「ふーん。前も200階まで
行ってたし余裕だろうね」

「あ、ゴンにも会ったよ
イルミとあたしが友達だと思ったみたい!
ちゃんと恋人だってわかったみたいだけど
純粋すぎてびっくり!
あの子の世界は友達か友達じゃないかで
出来てるんじゃない?」

くすくすと笑えば
面白くなさそうなイルミが
髪の毛にキスをしてくる

「・・・アラタもゴン気に入ったの?」

「え?気に入るとか気に入らないとかないよ」

「ならいいけど」

髪の毛から項へとキスが移る

「イルミくすぐったい」

「明日は俺に付き合ってよね」

「仕事?」

「うん。パーティーでの暗殺」

「了解」

今度は応える様にあたしから
キスをすると頭を優しく撫でる

「そういえばあたしの居場所よく
わかるよね」

「GPSつけてるしね」

「え?、」

指さすのはずっとつけている
チョーカーだ

「これ?」

「逃げたりしても
どこにいるかわかるよ」

何かしらついてるとは思っていたが
こんな薄いチョーカーに
つけられてるとは思わなかった

「逃げないけど」

「そう」

あたしの反応なんかどうでもいいかのように
指が太股を撫でる

「もうっ!明日パーティーなんでしょ!」

「パーティーは夜からだから
時間なんて気にしなくて大丈夫」


もう、っと抵抗も虚しく
結局は激しく抱かれてしまった

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