H×H | ナノ


▼ 僕だけのお姫さま

イルミと一緒にいて1日が経った

「ね、キルアってどうなったの?いた?」

「家に帰ったよ」

その言葉に驚き目を丸くする

「え!キルアが?大人しく?」

「まぁね。友達が欲しいとか言うからさ。
少し説得したら大人しく帰ったよ。
あ、でもゴンとか言うヒソカのお気に入りが
キルに会いに行くとか言ってたな」

「ゴン?その子がキルアの友達なの?」

「キルに友達なんか必要ない」

少し空気が重くなる
地雷を踏んだらしい

「えっと・・・その腕は?」

「これ?ゴンに掴まれた時に折れた」

「え!なんで?!
キルアの友達なのに!
お兄ちゃんの腕折る?!
それになんで折られちゃうの!
イルミならそんなのすぐによけれるのに・・・」

「キルに友達なんかいないってば。
さぁ?兄弟の資格がないとか言ってたかな。
ヒソカのお気に入りだし殺せないしね。
力試しってとこかな。もう治ってるしね」

その言葉にギュッとイルミの服を掴む

イルミは歪んでるかもしれないけど
キルアの事は大切にしてるのに
それを否定する言葉に胸が痛くなった

「ゴンって嫌い。
兄弟に資格なんかいらないし。
イルミの気もしらないで・・・」

「アラタ」

名前を呼ばれイルミを見ると
唇を塞がれる

「んぅ、な、」

奥へと舌が侵入してきて
あたしの舌を絡めとる
息ができずに
頭がクラクラとしてきた
やっと解放され大きく息を吸う

「息、できない」

「俺も友達なんて必要ないとおもってたけど
アラタだけは何があっても逃がさないよ」

抱きしめられた耳元で囁かれる

「ふふ、逃げないよ」

抱きしめ返すと
そのまま抱っこされ
ベッドへと移動して
優しく降ろされると
着ていたバスローブをスルリと脱がされる

「ちょっ、イルミ何してんの?」

「何ってセックスするに決まってるでしょ」

イルミの手がお腹から胸へと上がってくる
それだけの事なのにゾクゾクと子宮が疼く

「ずっとしてるじゃん!絶倫!」

「可愛いアラタが悪い」

でもここは欲しがってるよ
と割れ目をなぞられられる

「バカ・・・」

そのままベッドへと倒れ込んだ

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