▼ 君が望むもの
覆いかぶさりかぶりつくように唇を貪る
「んっ･･･ふっあ」
キスの合間に漏れる吐息が
媚薬のように欲求を煽る
片手でブラのホックを外し
硬くなった尖端を摘み舐めあげる
「んっぁっあぁっ」
酒で火照った身体に汗が滲む
「どうしたら気持ちいいんだ？」
普段なら自分本位で抱くが
アラタも気持ち良くしてやりてぇなんて
柄にもなく考える
「や、聞かな、いでっ」
「俺の好きなように抱いていいのか？」
こくりと頷き
俺の手の指を口に加える
指を動かせばくちゅくちゅと
トロンとしながらも
一生懸命に舐めあげる姿にぞくりとする
コイツを犯してめちゃくちゃにしてやりたい
指を口から引き抜き
ショーツを脱がし
濡れた蜜壷に指を這わし
焦らすように赤くなった小さな豆を擦る
「ひゃあっっ」
むせ返るような甘い匂いで
部屋がいっぱいになる
甘い啼き声
胸の突起から首筋へと舐めあげ
キスをする
指は濡れた場所を
くちゅくちゅとかき混ぜる
「んう、今日いつもと、ちがっぅ」
イキそうなのか膣が指をキュｯと締め付けた
自ら首に手を回しキスをする
「きもち、いぃっイクッあぁ」
この言葉に喜ばない男なんかいるのだろうか
イってもなお指を動かすのをやめずに
かき混ぜると更に膣が締まる
「あ、だめっイッちゃうッッ」
「おぅイけよ」
何度目かの絶頂を迎えくたりと
ベットに横たわるアラタにキスをする
「なぁ、俺も挿入れていいか？」
「ん、きて」
そう言い腕を広げるアラタを
抱きしめキスをする
反り返った雄をとりだし
入口へとあてがう
「んっ早く、イルミ･･･」
イルミ？
あぁコイツは俺をゾルディックの奴と
思ってやがる
「あー、くそっ」
「どうした、の？」
「いいから！寝ろ！」
「じゃぁギュッてして」
正直抱きしめたくなんてなかったが
パンツだけ履き
ぎこちなくアラタを抱きしめてやると
すぐに寝息が聞こえた
「くそっ」
一旦アラタを離し
ブラジャーの仕方などわかるわけもなく
とりあえずはとショーツと服だけ着せてやった
そのままリビングに行こうかと思ったが
無防備に寝ているアラタを見る
ベットに戻り悶々としながらも
アラタを抱きしめ目をつぶった
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