H×H | ナノ


▼ 預けられた宝物

ハッと我に返り
眉間に皺を寄せクロロを見る

「ねぇ!あたし1人でも
2日くらい大丈夫だよ!」

「逃げられたら困る。
ココが嫌ならあの家でフェイと過ごせ」

「なにそれ!やだよ!」

頭をガシガシとかきフィンクスが話に入る

「まー他に行くとこがねェんなら
部屋も余ってるしここにいてもいいが」

「フィンクスごめん。お願いします」

フェイタンと一緒とか死ぬ。
素直にフィンクスに頭を下げた

「服の調達でもいってきたらどうだ?」

「2日でしょ?
フィンクスのシャツでも借りるからいい。」

試しに置いてあったTシャツを
被ってみたが大き過ぎて
すぽっと床に落ちた

「クロロがついてきてよ。
フィンクスに迷惑かけるじゃん!」

「生憎、俺はすぐにシャルと
合流するからもう行く」

それだけ伝えると
後は頼むとさっさと
帰ってしまった。

残ったのは
微妙な空気

「あーとりあえず
服調達にいくか。
着替えるから待っとけ」

そう言ってリビングから
出ていったフィンクスは
3分ほどでジャージで戻ってきた

「ジャージで行くの?」

「あ?ダメか?」

「いや、いいけど・・・」

強面の顔にジャージは良く似合う
ただ本当にチンピラにしか見えないのだ

「そんじゃ、チャッチャッと終わらそーぜ」

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