H×H | ナノ


▼ 中毒性にご注意を

適当な店に入り食事を済ませた

クロロの横を歩く

「どこいくの?」

「仕事用の服を用意しに」

「仕事って?あたしも手伝うやつ?」

「あぁ。まぁ俺の付き添い人みたいなものだ。」

「あーそれなら大丈夫。
イルミによく付き合ってるし」

「・・・そうか」


たどり着いたのは
高級品ばかり置いているブティック

「コイツにドレスと靴を」

「かしこまりました。
どのようなものがよろしいでしょうか?」

「セクシーだが上品さがあるやつを」

「え」

「なんだ?」

「セクシーってキーワードいる?」

「あぁ」

店員が用意したドレスの中から
クロロが選んだ1着を試着する

赤色のドレスは
後ろにリボンがついており
一見可愛らしくみえたが
深くスリットが入っているもので
少し歩くだけでも脚が露になる
靴は黒色のヒールが高いもので
脚を一層綺麗に見せた。

「ねぇこれ着ていくパーティーって
どんなとこなの?」

ため息混じりに言うが
無視し会計をするクロロ

わざとらしく大きなため息をつき
来てきた服を着るため試着室へと戻る

「おまたせ。あれ?
荷物は?」

「当日に届けてもらうように手配した」

「ふーん」

ジーンズのポケットから
携帯を取り出し
イルミにメールをする

ドレスを買ってもらった事と
仕事のことだ

すぐに返信がきた
【仕事の件は聞いた
無理しないでよ】

【ありがと!がんばる!】

「イルミは何だって?」

「んー別に」

携帯をポケットにしまう

「次は?」

「フィンクスがお前に会いたがっていたから
連れていってやる」

「あー!フィンクス優しいよね!」

「お前はすぐに男に好かれるな」

「フィンクスはそんなんじゃないもん」

ふんっと鼻で笑われ
少し苛立ったがクロロの後ろを黙って
ついていくことにした。

prev / next

[ back to top ]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -