▼ 戯れの後で
アラタに触れ濡れた指を舐める
「甘いな・・・」
アラタの愛液は
女の独特の匂いなどなく
体質のせいなのか甘いのだ。
本当はもっと触りたいし
舐めたいがこれ以上やると
挿入たくなる
大きくなった己の雄を
チャックを下げ取り出し
アラタを触った手でしごく
本当は適当な女で
処理してもいいが
そんな気分ではない
アラタがいいのだ。
抱いていた頃の記憶と
先ほどの感触を思い出すと
気分も高揚してくる
そのままアラタが使っていた
枕に白い欲を吐き出した
「くく、俺は何してんだ」
自らを嘲るように目から
口へかけて冷たい笑いが動く
事後処理をし枕を別の場所に捨て
シャワーから出てくるアラタを
待つために部屋に戻った
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