薄汚れた角と吹き溜まり
佞奸と夜
そこの虚弱を手ずから掬う
廃材の宴
上を見て育つ
無下にするなよ
仰ぎ見るのがお似合い
コールドスリープ
わたしのためのものをひとつくれたら、最後は君の養分となって巡っていられるだろうから
生暖かい培地
白昼と渾身の嘘
言われるままに特化
付きものと末長くどうぞ
それなりに饒舌で良かったと思ってる
空論は当てにするな
仕立て上げるのはどちらかと言えば容易い
おっとおいたはそこまでだ
温かいところでうずくまっていたい
余所行きの顔が出来たら
取り次いで今に至る
鉄に覆われた森にて
舌足らずは目尻を下げる
この身をすり減らした後に
弁えて逆上
ご冗談を
もてなしと水夫
代役の気品
この上ない分別
そうは言ってもなかなか
奇妙に序列
あの子の手のひらの夜
透徹の残滓
おひとりさまはこちら
過言
取り柄の手数
お調子者の安請け合い
これにて不問
繋いで不自由にさせておけ
お情けと快諾
鈍い音がきこえたら
さみしいくせに
そうそう差し伸べられるとお思いか
あとで全部食べる
五月蝿いとはおもう
面倒そうなふりは健在のようだ
人一倍の興味をひた隠す
特有の薄い皮
小芝居の上達
ようやく話せそうだ
化けて当然
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