これが私と銀さんの出会いだった。


「お母さん！今日の晩御飯何？」

「和風スパゲティよ」

「やっほい！」


…皆さんはもうお気付きになっているでしょうが、私 名字なまえは今自宅に居ます。

何故だって？それは私も分からない。でも恐らくこれが私の特殊設定なのだと思う。


銀さんにお辞儀した後、何故か睡魔に襲われた私は眠りに落ち、目を覚ますと保健室のベッドの上で寝ていた。その時は、凄く哀しかった。折角銀さんと仲良くなれたのに！これからだって時に！もうトリップは出来ないのかと哀しくなった。けれどその晩、また銀魂の世界にトリップしていた。起きた場所は万事屋で、新八くんと神楽ちゃんが心配そうに私の顔を覗き込んでいた。


そして気付いたのだ。


私は寝る事によって三次元と二次元を行き来出来るのだと。これは最強や治癒よりももっと良い設定だと思った。私は感謝した。神様や仏様は信じない無宗教派だけど、その時だけは神様仏様に感謝した。


それに気付いてからというもの、私は寝る事が楽しみでいつの間にか自然と規則正しい生活になっていった。そのお蔭で友達には肌綺麗になったねとか言われるようになった。


　トリップ万歳だよ！！


Ｑ、美肌の秘訣は？

Ａ、トリップする事です！

prev / next