露
「昨日ね、寝てたらいつの間にか昼近くなってて電車乗り遅れちゃったさ」
「えー・・・大丈夫だったんですか?」
「大丈夫じゃなかった、めっちゃ怒られた」
「災難でしたね」
「ほんとだよ・・・栄口これからは起こしてくれてもいいよ、電話で」
「起こしてくれてもいいよって何ですか」
「起こしてほしいなぁ・・好きな子からの電話だったら絶対に起きれると思うんだけど」
「・・・わかりました」
「やった、俺明日は特に用事無いから栄口が起きた時間に電話してほしいな」
「わかりました」
「明後日はバイトあるから9時ぐらいに起きなきゃいけないんだよね・・でも栄口朝起きるの早いから起きた時間で良いよ」
「それじゃあ毎日起きたら電話しますね」
「うん、そしたら助かる・・朝少しでも話せるし」
「・・・慎吾さんって会う度その日あったこととか話してくれますよね」
「俺栄口とたくさん話したいから」
「俺も、たくさん話したいから嬉しいです・・それに、慎吾さんの考えてる事もわかるから嬉しいです」
露骨な貴方
(話す度すごく安心するんだ)
*end*
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