夢
ある日目が覚めると隣に君がいた
あれ、さっき夢の中でも・・・
これは夢?
「・・・栄口」
身体を揺すると君は眠たそうに目を擦った
「ん・・・慎吾さん?」
「・・おはよ」
そうだった
昨日家に泊めたんだった
「・・・どうかしました?」
「俺さ、夢かと思った・・栄口を夢に見すぎて現実かわからくなってた」
「え・・・」
流石に引いたかな
って思ったけど返ってきた言葉にびっくりした
「俺も今日慎吾さんの夢みました」
そう言って笑った君
何だかすごくに嬉しかった
俺と同じように君も夢を見たのなら同じように嬉しいのかな
きっとこの笑顔は嬉しい時の顔だよね
君を夢に見た
(そしたら君も俺を夢に見てくれた)
*end*
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