中々会えない事が続いたある日

慎吾さんから電話がかかってきた


―中々会えなくてごめんね

もう少し我慢しててね


寂しい想いさせてないかな?・・・



会えないの何て仕方無いと思っている

大学に入ったばかりなのだから当たり前だ


声からしても解る程、疲れているのに人の事ばっかり・・


「・・大丈夫ですよ、次会えるの楽しみにしてます」



しいって言えなかった

(そうしたら貴方は無理をしてまで時間を作るでしょう?)



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