嫌


いつの間にか身に付いていたのは遠慮する事ばかり

何でも我慢して相手に良く思って貰おうと必死だった


こうしていると大抵の人は自分を好いてくれる事もいつの間にか学んでいた


だけど慎吾さんは違った


いつも｢遠慮しないで｣と言う

遠慮する事はいつの間にか癖になっていて直すことができなかった



その所為で1番恐れていた事を言われてしまった



｢そういう所嫌なんだけど｣



嫌われるのが怖くて

(だけど貴方にとっては逆効果)


*end*



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