「どうなっても知らないよ?」

「いい、ですよ」


今まで我慢してきたんだ

負担かけたくないから

ただでさえ忙しい勇人にはゆっくりしてほしいって思っていた


それなのに・・・




座ったままの状態でキスをする

深く深く


そのうち呼吸が荒くなる

勇人から漏れる甘い吐息


唇を離せばふたりに伝う銀色の糸

それを勇人は恥ずかしそうに拭った


「っ・・はぁ・・・ぅ」


耳にキスをするとびくっと動く身体


そしてそのままゆっくり押し倒す



「・・・やらしい顔」


服の中に手を入れながら

ゆっくりと撫でるように触る

恥ずかしさからか嫌嫌と言うかのように身体が動く


でもダメだよ

その言葉は言わせない


絶対に。








やだなんていわせない

(誘ったのはそっちなんだから責任取ってよ)



*end*



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