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「・・・・わぁ。」
「なまえ!?何やってるの!」
「大丈夫だから落ち着いてハーマイオニー。
ちょっとローブに掛かっただけだから。」


ネビルがシェーマスの大鍋を溶かしてしまったらしい。「あ、やべ危ない」と思い、気がついたら咄嗟に手が出てた。ネビルをぐいっと引っ張り、自分と一緒に後ろへ下がったのだが、・・・・まぁ、結局間に合わなかった。しかも私はローブがちょっと溶けただけで済んだのにネビルは結構な量が掛かってしまった。意味無し。でもモロ掛かるよりはマシだったに違いないと信じたい。


「今すぐ手を離せ!」
「あ、ハイ。すみません、先生。ネビル大丈夫?」
「うぅ・・・」


いや、まぁ聞かなくてもわかる。大丈夫じゃないのだろう。
とりあえずスネイプ先生にも言われたので後ろに下がれば、心配した顔でハーマイオニーに無茶しすぎよ、と言われたので心配してくれてありがとうと言えば照れた表情で笑顔を見せてくれた。

・・・・・・え、あれ。何コレ。キュン。この胸のときめきは恋?いいえ。もちろん違います。断じて違います。コレは・・・・・萌えだ、ズキュン。やっべ友達になりたいとか感情が今生まれたよ。え、どうしよ何この子可愛い


「・・・・・・・、っ・・・」
「?どうしたの、」


この日から私は自然と一緒に彼女と行動する仲となってしまった。

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