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「わかります!みなみちゃんは永遠の憧れですよね!」
「新体操とか絶対美脚だと思うわ」
只今私はホグワーツ特急に乗っています。
そして、何やら早くも友達ができましたわっしょい私やれば出来る子褒めて・・・事の経緯?あぁ、それは、たまたま私が乗った時は早かったみたいで、仕方ないから漫画を読んでいたら声を掛けられたのだ。
「なかなか私の周りに漫画知ってる子いなくって・・・・
すっごく嬉しい!」
「私もだよー」
いやあ、時代が時代なので古い話しか出来ないがこんな話ができるなんて思っても見なかった!
やっばい嬉しい超嬉しいヲタク最高
「同じ寮になれたらいいわね!」「そうだね。漫画の話いっぱいしたいな」
「えぇ、そうね。
・・・・あ、そういえば、貴女の名前聞いてなかったわね。
私、メアリー・ジョネスト。メアって皆呼ぶわ」
「へぇ、
私はなまえ・みょうじ。私は普通に名前かな。
メアって呼ぶねよろしく。」
「え!?」
・・・・・・いや、まぁやっぱりこういう反応キタ。仕方ない。うん
「っえ!?なまえ・みょうじ!?
あの生き残った女の子!?」
「・・・・・・はは、いやまぁそこら辺はあまり気にしないで仲良くしてくれれば嬉しい、かな?」
「・・・っあ、いきなり取り乱して失礼だったわね。ごめんなさい。
・・・・・でもびっくりした。あの噂は本当だったのね」
「・・・・噂?」
「えぇ。
ホグワーツに生き残った男の子と生き残った女の子が来るって」
「え、ええぇ・・・・」
まじで大丈夫なのかホグワーツ。だ、駄々漏れ?しっかりしろよセキュリティとかその辺大丈夫なのか?なんか不安なんだけど
「まぁ、有名だから。
貴方とハリー・ポッターは」
「・・・・・・・・・・ははは、」
いやいやうんあのね、ハリーならわかるが私もなんですか
ていうか今更だが、いや本当に今更だが私は全く何もしてない。倒してないしたまたま死なないでたまたま生きてただけ。むしろ何で殺してくれなかったんですか。英雄とかおまっ、ふざけんなと自分の事書いた本の出版社に電話しようと何回思ったか。さすがに本人が電話するのも気が引けたから止めたけど。もうそれほど奇特なのか、あの例の人とやら、あの宇宙人に殺されなかったという出来事は。
「あ、そろそろ着替えましょ?もうすぐ着くわ。」
「・・・・・、そうだね、」
(どうか私に平凡と言う名の称号を)
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