02 [ 9/29 ]
時の流れとは早いものだ。
今日は早くも9月1日。
・・・・・・・キングズ・クロス駅に只今居ますが、まったく話は関係ありませんが、そういえば、結局ホグワーツへ進学を進む事になってしまったが、抵抗とかそーいうのお前どうしたみたいな質問来そうだからここで言っときます。
理由は簡単。
家柄上断れる雰囲気じゃなかったからだ。
そして私は「まぁ就職楽そうだしいっか、だけど原作とは関わんねーぞ!」ともうほぼ投げやりに、また心に誓って普通の生活を諦めたとゆー訳だ。
・・・・・うん、なんてチキンなんだと言われるかもしれないがそれは大きな勘違い。考えてみて下さい。もし、自分を引き取ってくれた親の家系は昔から私を魔法使いにするつもり+ホグワーツラブで、しかも純潔さん。幸いにも私を引き取ってくれた親は純潔主義者じゃないが、他の一族には幾つかいるのだ。
ハイ、そんな中
「私ホグワーツ行かないよ☆」
なんて言ってみろ。
・・・・一発で一族敵に回すからね。少なくとも反感は買う。それは避けたい。極力避けたい。それにそこまで自分は空気読めない奴じゃない。
・・・・・あぁ、寧ろ読めなければよかったのに。
まぁ、とにかくこれで説明終了。区切り悪いとか言うな知らない。
「これが・・・・・・、」
「走って進むんだ。とりあえず突っ込め。」
「えー・・・・・・、」
9番と10番の柵に向かってとりあえず突っ込めとか言われたんですが、ちょっ、待て待て。いや、あの、おにーさん?そんなあっさり言われても、ハイそーですか、なんて無理な話だからね走って頭ゴツーンなったらどうするの恥ずかしいよ痛いじゃないか周りの視線もおでこもきっと痛いよも、もっかい確認させてもらおうか
「・・・・・・・・ガチで?」
「ガチでだ。」
・・・・・・わぁ。
ちょっ、おま、コイツ超笑顔。早く行けよーって顎でくいってしないで美形がやると迫力あって周りの人怖がってるから。恥ずかしいから止めて。注目集めてどっちにしろ突っ込めないじゃないかちょ、どこぞのチンピラだお前
つか昔から思ってたけどホンット上っ面だけ紳士だよなオイちきしょうこれだから顔が良い奴はいいよな上っ面だけでごまかせるんだからつか自分の容姿わかって活用するとかまじ無いわ・・
「何か失礼な事考えてる暇あったらさっさと突っ込めよ」
「え、待ってよ」
「・・・・・・・そうか、母さんの気に入っているグラス割っちゃったことばら」
「御意ィイイイ!!!!」
ニコリと笑うジャンから逃げ去るように私は突っ込んだ。
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「行ったか・・・・、」
ふぅ、と一息つき、壁に寄り掛かった。なんとかアイツを送り届けたが心配でならない。何しろ昔から容姿は俺と同じで良い癖に地味な格好で尚且つ眼鏡を掛けているせいで何かと何故かトラブルに巻き込まれるからだ。内容は恋愛、イジメその他諸々。しかも恋愛に関しては気づかないから質が悪い。
まぁ、そのお陰で変な虫はあんまり寄って来ないんだけど。
「・・・・・・」
・・・あぁ、でもあのダーズリーんとこの坊ちゃんが居たな。
それから、あのデコ・・・マルフォイの所の、ルシウスの息子。
・・・・いつも思うがナルシッサさん、全くもって勿体ない。あんな美人よく捕まえられたなルシウスさん。
・・・・まぁ、数えてみると結構いるが、通常だったらもっといた筈だろう。
「・・・・・・・・あ」
それと、忘れちゃならないのが、もう一人。
「ハリー・ポッター・・・・・・」
何かとなまえはあの少年の事を気にしている。
まぁそりゃあ生き残った男の子がマグルにいじられてたりしたらまぁ気になるっちゃあ気になるだろうが、なまえの性格上、そんなに気にする事じゃ無い。
・・・・・まぁ、それはいつか吐かせるとしよう。・・・とにかく、うちの妹になんかあったら容赦しない。
(簡単には渡さない。)
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