※会話文
※リクエスト企画お礼文

「スティーブンさん」
「何?」
「いえ、呼んでみただけです(あーかっこいいなあ)」
「君って偶に考えが顔に出るよな」
「えっ!べ、べべ別にスティーブンさんかっこいいなあなんて思ってませんけど!?」
「へえ。そんなこと考えてたんだ」
「(思いっきり墓穴掘った…もう穴に埋まりたい)」
「そんな遠くにいないでどうせならこっちに来ればいいのに」
「いやもう駄目です。心拍異常で死にます」
「うーん、死なれるのは困るなあ。じゃあもう近づくことも出来ないのか」
「!?」
「キスどころかハグも出来ないな。それでもいいのかい?」
「…スティーブンさんって偶に意地悪ですよね」
「成る程。もういらないと」
「あっ嘘!嘘です!いりま――じゃなくて!い、いらなくないです!」
「(ちょろい)」

「…ザップさん、これ完全に僕らの存在忘れ去られてますよね?」
「つーか番頭がゲロ甘すぎて気持ち悪ィ。見せつけるようにイチャつきやがって…見てて苛々してきたぞオイ」
「いや今この空気に割り込んだら確実にスティーブンさんに殺(や)られますって。クラウスさんが帰ってくるのを待ってここは堪えましょう!」
「あァ!?んなモン待ってられっかよ!腹立つから邪魔してやる!」
「(あ、死んだ)」

「やあクラウス、お帰り」
「スティーブン…これは一体」
「ああ、気にしないでくれ。ザップは今死ぬほど雑巾になりたいみたいなんだ」

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