「今日はねー、お空におっきな川が流れる夜が来るんだってー。黒様ほんと?」
「ああ?」
「だからー、バタナタって言って〜」
「・・・ああ??」
「1年にいっかい、愛し合ってる二人が逢い引きするんだよぅ!」
「ブッ」
「わあ、黒様汚〜い」
「てめえはそんな日本語どっから覚えてくんだ?」
「えー?」
「だから…」
「あ、愛?生活の基本でしょー。黒様ってばウブなんだからぁ〜。」
「ウ、!…だからどっからそんな言葉…!」
「やーい黒様が赤くなってる〜!」
「てめえ!」
「というわけで、ハイ」
「あ?なんだこりゃ」
「知らないのー?それに願い事書いて笹に吊るすんだよう。晩酌もここまでにして、早くお願い書こうよー」
「ってこりゃ海苔じゃねーか!!」