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(MV2S番外)


「あ、レイ!ちょっと皆を集めてきてくれる?」
「了解」
「あ、待ってその前に。はい、レイのぶん」
「何ですか?」
「チョコレート!今日バレンタインだから。ちなみに手作り」
「昨夜製作しているのを確認しました」
「うん、それだよ」
「…………」
「レイ?」
「ありがとうございます」
「うん!」
「私からも」
「え!?」
「同じく昨夜、パーフェクト・カスケイドで作りました。マザーへ」
「あ、ありがとう!開けていい?」
「はい」
「……えっ」
「どうかしましたか」
「実はショコラティエだったの?(クオリティーはんぱない)」
「言動の意図不明」
「ちょっと、それ返して!」
「ノー」
「だって私の!型に入れただけなのに!」



チョコレートお渡し会の様子

「エリス様、美味しいです」
「ドネル……味覚ないくせに。(ドネルのチョコ、なんで仮面の形してるんだろう)」
「虫歯にならないよう気を付けます」
「ほんとにね。ダイのチョコは……ん?オブジェ?なんか激しいけど」
「私のチョコレートはどうですか?」
「エミのチョコ可愛いね!本の形!」
「盆栽です」
「盆栽!ケイの盆栽チョコすごいんだけどどうやって食べればいいの!?」
「エリス様、どうぞ」
「ラウのやつ写真?あ、ちがうチョコでできてる!すごい!」
「私も」
「バドも写真みたいだね。カラフルでキレイ。ってニーベ?なにこれ?」
「ビュンカートを作りました」
「ちょ、チョコだ……」
「エリス様」
「ザラのすごいお洒落!食べるの勿体ないなぁ」
「どうぞ」
「イルのなんか固そう……?」
「これは溶かしながら食べてください」
「え?ドライヤーで?」
「私からはこれです」
「グラのチョコ見たことある!あの映画に出てたやつだ!(見ただけで作れるものなの……?)」
「エリス様、どうぞ」
「ありがとうシモフ。なに?食べる順番があるんだ。間違えないようにするね」
「これを……」
「リン、あの、チョコだよね?サングラスの形のチョコでしょ?掛けさせようとしないで」
「大丈夫ですかエリス様」
「うん、ありがとセイ。セイのはサーフボードの形なんだね」
「エリス様」
「ファニのは丸いチョコ?」
「食べてください」
「むぐっ、んん?チョコの味じゃない。ギャップがすごいけど美味しい!」
「エリス様……」
「あ、ブル。……これはまた……今度はゲーム機の形……」



「皆本当にありがとう!全部食べるよ!(これは太るなぁ)」

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