×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -
「胸中」

普段にこにこ、ヘラヘラしている犬飼の高校生っぽい話。
ネットで犬飼のこと検索するとサジェストに「サイコ」とか出てきてかわいそうだなと思って、普通な、余裕ない感じの犬飼の話を書きたくなった。
犬飼の好みが大人しい子寄りなのを意識した夢主。
冒頭の官能シーンは、なんか淡白っぽい、映画みたいな空気感で始めたかったので、書くときの気持ち作りにスワロウテイルの主題歌を聴きながら書いた(歌の内容は全く関係ない)。
この年になってようやく、タイトルを漢字二文字にする勇気が持てた気がする。


「冷光の標本」

大前提として、私は将棋もサイバーセキュリティ的なことも何も知らない。3月のライオンと王様たちのヴァイキングを参考にした。
水上の過去を解像度高めに書きたかった。
中学半ばまでという設定から、大体こんなもんじゃないかなと思いますが……。水上14歳頃に侵攻もあったし。
曖昧な表現の独白は私の得意な構成なので、まあまあ書けたかなと自画自賛。ただ水上の過去と対比させるために最強夢主みたいになってしまって、それがどうかな、とは思う。
自分に自分で見切りをつけられる人はすごい。諦めないで頑張り続けるのとはまた違う強さがあると思います。
水上は今まで自分な誕生日が嫌いだったけど、生駒隊のみんながバカやりながら祝ってくれるので、だんだん好きになっていたらいいな。
水上は私の得意で書きたい話に最も適したワートリキャラだなと改めて感じた。
タイトルはとても気に入っている。

以上!