背中を向けて進む未来
奇跡なんて安易な言葉では表せないような
まるで虹のようだね
走り続けていったいどこへ向かっているのかもわからなくなってしまったよ
青春のまんなかに六人ぽっち
彼にもきっと予測できなかった
はじけて消えた
蜃気楼に求める馴れ合い
静かに影は薄れる、その光の目映さに
コントラスト鮮やかに夏が通りすぎる
信頼できないヘルドボール
全て最高だったのに、どうしてこんな終幕
はじめから椅子は5つしか用意されていない
アウトオブハンズ
友情とも違う、愛情とも違う、信頼ですらなくなって、僕たちは
仲間外れは誰
誰もいない体育館に鳴り響く試合終了のブザー
(終わってしまったのは何)
男の子だって面倒くさい
だってこれ以上歩いてしまったらトラベリングだ
(もうこの先へは進めない)
あと一秒だけ時間をください

(キセキの世代にまつわる20のお題)

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