「アル」 『ペンギンさん?どうしたんですか、ここ学校ですけど』 「いや…ちょっとな」 『?』 「後で分かる」 『はぁ…』 「今日は全校集会かよ…めんどくせぇ」 「ゾロ、我慢せずに寝ちまえよ。ルフィを見ろ」 「んがー」 『わぁ、まだ始まってもないのに爆睡してる』 「もうそろそろ校長先生の話始まるわよ。ウソップ、ルフィを叩き起こしなさい」 「俺かよ!?」 「文句あるの?」ギロッ 「ルフィ―!起きろ―!!」ベベベベシッ! 「ぶぶぶぶ…っ!!何だ何だ!?」 『(どんまい、ルフィ)』 「えー、今月就任した臨時の保険医を紹介する」 「校長せんせー、山本先生(保険医)はどうしたんですかー?」 「山本先生は先日出産したらしくてなー、産休と育児休暇だ」 「んがー」 「聞いておいて寝るのはどうかと思うぞエース君」 『(流石ルフィのお兄さんだ…)』 「(………えッ!?…アルっ、ちょっと前見てみなさいよ!)」 『(え?)』 「えーと…気を取り直して、山本先生がいない間臨時の保険医として就任した先生を紹介する。ペンギン先生とロー先生だ。二人ともイケメンだからって用もないのに保健室に殺到しないようになー」 『え』 「…よろしく」 「お前ら、アルに手を出したらその股にぶら下がってる粗末なもんぶった切るから覚悟しろよ」 「「「「「(ヒィッ!?)」」」」」 『えええええ…!』 思わぬ臨時職員 (いつの間に出てきたの!ていうかそんなの聞いてないんだけど!) こっそり修正@12.24 ←戻る |