Dグレの世界に行ってみる2 「あら、レイ!」 「やっほー、ジェリー」 「あんたまた一日食べてなかったでしょ」 「あははは、忙しくて。あ、Aランチよろしく」 「はいはい、待ってなさい」 「はーい」 とりあえず、待ってる間暇なのでジェリーの作ってる様子を観察する。 うわ、切るの早っ! てか、手元見えない。 うむむむ、と見ていると、頭に衝撃。 「お、やっぱりレイか」 「あ、ラビ。やほー」 「任務じゃなかったの?」 「さっき帰ってきたの」 「なるへそ」 「ジェリー!おれナポリタンとシーフードピザね!」 納得していると、料理場からジェリーの返事が聞こえた。 おお、またさらに作るスピードが速くなってる。 「あ、」 「なに?」 「うん、ラビおかえり」 「………ただいま」 にっこり笑うレイに対して、ほんのりと赤くなる顔を思わず覆うラビ。 ((不意打ちだろ)) (ラビ風邪?) (おほほほ、お熱いところ悪いわね。出来たわよ) |