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拍手ログ1









「お邪魔しまーす」

「……お前何で入って来てんの?」

「足立さんが居るとの情報を掴んだので!きゃー菜々子ちゃん!」

「わぁ、お姉ちゃんも来たの?」

「来ちゃったよー!」

「今は田舎とは言え女の子が出歩く時間じゃないと思うんだが」

「大丈夫、花村くんに護衛して貰って来たから」

「ぇええええ何利用してんのお前」

「ジュネスのバイト終わったって言ってたから丁度良いかなーみたいな」

「迷惑考えろよ」

「あれ、君なんで居るの…?」

「やはー足立さん!あなたをストーキングしてきた訳じゃありませんよ、全く!」

「何自白してんの、逮捕するよ」

「いえす喜んで」

「帰れ」

「やだなぁ、今日は月森家の突撃お宅の晩御飯ですよ?ほらほら!」

「いやカメラも何も無いしこんな田舎に何しに来んの」

「突撃お前に晩御飯…あ、これどっかで同じ事言ってた。…突撃お前が晩御飯」

「意味分からないので早々に帰って下さいさあ早く!」

「足立さーん」

「あ、僕飲み物取ってくるね」

「…………菜々子ちゃーん」

「お姉ちゃん、あのね、お箸が足りないの」

「だとさ、ほらほら帰りやがれ」

「手掴みで結構ですよ!」



そんなに私と足立さんを離したいのかコラァアアア






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