DROP

 近づいたと思っても、いつの間にかまた離れる私と貴方の距離。

 私は貴方の抱えるものを知らないけれど、せめて貴方の側にいたいの。

 だから距離を置こうとしないで。

 私は貴方と一緒なら、きっと何も恐れないから。


 例えそれが、死であろうとも……

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