TEAR

ー 放課後の教室で ー

 誰もいない教室で君の席に座ってみた。

 時間が経ってもう冷たいはずなのに、君の温もりが残っているような気がする。


 冷えきった僕をいつも温めてくれる君はかけがえのない存在。

 僕が君の存在を確認できる君の席に温もりを感じるのは当たり前なのかもしれない。

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