「あ。サネフスキー、ごめん電池切れた!」
「は?このタイミングで?マジありえねぇわ今日の帰り自転車パンクしろ」
「いやそれ困るから!!てかお前がそゆことゆーとたまに現実になるからやめて、全力でやめて!」
「と言われてやめるやつは居ない、ッチこいつうぜぇぇぇぇえ!!!殺害するぞ!!」
「うはー、カズくん無双モードこわいっすー」
「うっせ!今話しかけんな!!」
「‥‥‥‥‥‥‥」
「(カチッ、カチャカチャ、ドゥキシュ!ドスッ!)」
「‥‥‥‥‥‥‥」
「ふはっ、この俺に楯突こうなんざ馬鹿のすることだぜ‥‥トドめだゴルァ!!」
「‥‥討伐した?」
「もち。ラクショーだろ。むしろ1人のがやりやすいわ」
「あー、オレそういやクラスのやつとパーティ組んでやったら『お前仲間と見せ掛けて実は敵なんだろ』とか言われたしなー」
「って、いやいやめっさん敵だろ?最初からエネミーだったし」
「いや、むしろ‥‥‥‥‥‥オレは空気」
「は?あんな鬱陶しい空気オレは認めねぇ」
「じゃあ風景」
「アレは目障りすぎだろ、じょーしきてきに考えて視覚的にイラッとするわー」
「や、だってカズみたいにオレ上手く操作できねーんだもんさ。努力はしてるけどー」
「あー、まあ確かに死ぬ努力はすげーしてるわな」
「いきーのーこりたいー、いきーのーこりたいー、まだーいーきてたくーなるー‥あ、カズ、今からカラオケ行かね?」
「奢り?」
「カズくん君ねぇ‥まあ、バイト代入ったからいいけどさー‥」


放課後に残って一緒にゲームやってる光景、だけど電池切れなくてもまず下手なたいきはすぐ死ぬし間違えて味方に不利なことやったりします

大失敗やらかしてクラスのゲー友に言われたのは「このメガンテ(自爆魔法技)野郎」「ばくだん岩(しょっぱなから自爆技を使って敵に大ダメージを与えながら死ぬモンスター)が!」でした←

開き直って
「ふっ、死にたがりのどM野郎とはオレのこと‥‥皆のもの、いざ出陣じゃああああ!」
「何その無駄なテンションすぐ死ぬくせにうざすぎんだろ」
「ははーん!分かってないなー儚い命だからこそきらめくんだぜカズサネコフスキー」
「うわあ、そのどや顔を机にめり込ませてやりたいわ」
「手厳しい!!!
とか言われておる悲しいさがよ‥‥

ふう、大体がチームプレーで足手まといにしかなりませぬ‥けどしつこくチャレンジする←
けどそんで結局クリアできぬまま飽きてやめるんだわなー←

周りは周りで、メンバー少ないからお荷物だけどちょこちょこ誘ってしまったりして‥‥「ほらオレがいなきゃさみしーんじゃん!」とか調子に乗ってまたやり始め‥‥悪循環(笑)








放課後ゲーム/太祈と和実/talk
2010/02/13 00:52



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