「ふ、フラれた‥」
「ええ?誰に?」
「四組の、子に‥‥‥」
「え、なんて‥?」
「『自分と背が同じくらいの相手は、ちょっと‥』って」
「あー‥ああ‥‥うん‥‥‥」
「‥は。ふははは、は。も、別にいーよ、ホント。どうせオレは標準よか小さいですよ、ええ、ええ。けど次は別に自分よか小さい子すきになるし?つかそんなん気にしない子とリア充してやるし?ハァアン?」
「‥‥‥たいき‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥で、うん、えーと、ゆーさん?そこでなんで君は無言でゆっくりしゃがみながら俺をじっと見上げてくるのかナァ‥‥‥?」
「え、うん?や、ほら、好きになればいいよっていう合図?とか?」
「ブッ、は!イラネェェェエ!!何その合図いろいろムカつく!!!wwwwつか絶対ばかにしてるだろ!そうなんだろ!!」
「えー?いやいや、ちがうよ?おれはただ傷心のたいきを癒そうと‥」
「ああ、はいはいはいはい、狙いさだめてしっかり俺のハートを抉りに来たんですよね分かってます。っだから大丈夫じゃないし問題だっつーのブァアーッカ!!!」
「とか、ふざけながら言ってるけど地味に傷ついてるんだよね、知ってます」
「‥‥‥‥‥お、ま‥‥だからなんでそうやってストレートに抉りに‥‥‥くそっ!にこにこしやがって!無駄にきらきらしやがって!!きぃぃい!たいき悔しい!!リア充爆発しろ!」
「あはは、なんか元気出たみたいだねー」
「‥‥‥‥‥‥。や、てゆうかあのねゆーくん、これは元気ってのじゃないんですのことよ?うん。お分り?」
「そうなの?」
「オゥ、イエッス。言うなれば、ザ・テンション」
「ほおぉお‥」
「‥‥ふっ、どうやら今、貴様のオートで発動される社交スキルが遺憾なく発揮されたようだな‥‥だがッ!しかしッ!!今貴様が俺の言った言葉を理解出来ていないことなど俺は丸っとお見通しなのだズギャァアアーン!!ひれ伏せ!この愚か者めがァッ!!」
「おおー、さすがたいき‥‥‥」
「ふはははは、なに、拍手はいらんよ。ふははははははは。何故ならそれが世のコトワリだからな!運命だからな!!」
「うんうん、そうだなー、けどちょっと声でかくてうるさいなー」
「アァン?うっせバーカゆーのくせにバーカ」
「いやいやぁ、たいきには負けるよー?」
「ちょ、おま」
「あ、多分ね?」
「‥‥‥‥。はいはい、ゆーさんクオリティ乙。通常運転アリガッシター」
「え、うん?カムサムニダー?」
「な‥‥、なん、だとッ‥‥‥‥‥韓国語返しやめろし」
「え、だってアリガッシター‥‥」
「いや、うん、ぽく言ったおれが悪いんですよはいはいスミマセンでしたねへいへいアンニョンハシムニカ」
「‥ボジョレー‥‥ヌーボー‥‥‥‥あ、てかなんかお腹空いたよね」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥お前という奴はどこまで‥‥‥‥‥‥‥」
「、ふ、あはは、や、うそうそ。冗談だってば」
「ほお?八割方本気の冗談であるように思えるが、大丈夫か?」
「ん?せいぜい六割くらいだから大丈夫だと思うよ?」
「っちょwwばかww大丈夫の意味がもはやわからんwwwwwwwww」
「えーと、まあ‥大丈夫だよ?^^」
「wwwwwwwwwwwwwwソウデスカwwお前の大丈夫には揺るぎない安定感のある不安しか感じないわバカwwwありがとうございましたww」
「うん、なんかよくわかんないけどどういたしまして?^^」










とか。

たいきが淡い恋に破れたら多分こんな感じ?(笑)

軽いノリであの子かわいいから今度告るわ!→振られる→失恋弄り、が基本です。

さすがにゆーくんもマジ失恋にはこんな弄りはしないでしょうが、本気で傷ついてないのとなんか自分がよく知らない女子とくっつかなくてヨカッタヨカッタ的な愛情表情が形をなすとこんな感じに‥あれ‥?^q^

もっとゆーくんはノーマルボケに近かったはずなのに(笑)

まあでも、きっと大体そんな感じ←







ブロークンハート/太祈と優/talk
2010/10/05 22:35



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