「はぁー、疲れた。お邪魔しますまきちゃん、ちょっと休憩させてー」
「‥あの、一応ここ生徒会室なんですが」
「え?あ、あー‥そういえば部外者立ち入り禁止なんだっけ‥困ったなー‥」
「どうかしたんですか?」
「んー?なんか今ねぇ、ペレストロイカ‥とかゆうよくわかんないゲームの延長で鬼ごっこに巻き込まれてて。オレやらないっつったのにさー」
「つまり‥主犯はあの二人なわけですね?」
「うん。まあ、他にも居るけどあんまりしつこいから避難場所を探してたってゆうね」
「‥もう、このまま見つからない内に帰った方がいいんじゃないですか?」
「いやー、それはそれでなんつーか。嫌ってゆうか。巻き込まれたにしても逃げて終わるのは癪じゃん?」
「‥そうですか」
「あ、てゆーかそういえば他の役員は?今日居ないの?放送で放課後に召集かかってたからまきちゃんを楯にしばらく匿ってもらおうとか思ってたんだけど‥」
「ああ、今日は前期の予算案の確認だけで。皆用事があるので調整は明日にってことになって解散しました」
「なんか大変そうだねー」
「でも分担してますし。そうでもないですよ」
「そっかー‥けど、まきちゃんは偉いね。ちゃんと皆帰った後も整理したりして」
「‥や、特に用事もないし暇なので」
「まあそう言わずに。いーこいーこ。はい、いーこにはお菓子あげる」
「‥‥‥‥どうも」
「あー‥。それにしてもあの子ら元気だよねー‥体力ないからオレこーゆうのすぐバテちゃうんだよなぁ」
「‥クラスでもずっとあんな調子なんですか?」
「うん?たいき?いや、常にではないけどねー‥静かな時は自分の席に引きこもって一言も喋らなかったり」
「それって寝てるだけなんじゃ‥」
「あはは、バレた。半分の確率でだけどね。でも最近ちょっとビミョーかも。なんか、いらいら?」
「‥‥いらいら、」
「うん、だから更に弾けて発散してるような気がするんだけどねー」
「‥‥‥ああ、でも確かに。なんとなく言ってる感じ‥分かる気がします」
「‥そ?よかった。分かりにくいかもだけど、たいき結構まきちゃんに甘えに行ってるからねー」
「‥‥‥」
「っぶ、あはははは!!!今まきちゃんすごい嫌そうな顔した!!あー‥おっかし。はあ、でもだからたいきはまきちゃん好きなんだろうねー、うんうん」
「‥‥‥や、あの。なんでそうゆう結論に‥」
「え?あー‥、たいきねー、下手に裏があるのとか苦手だからね。まきちゃんてそこら辺たいきに対しては顔とか態度にはっきり出るでしょ?」
「‥まあ」
「で、本人そゆのはあんま分かってないかもだけど、周りにズバズバ言うヤツが多いのもそんな部分があるからじゃないかなー‥とか、ね」
「‥‥‥‥。なんか先輩、すごいですね」
「えー?まあ‥さすがに3年も一緒に居ればねぇ‥?勝手な憶測でしかないけど、遠からずってとこなんじゃないかとは思うよ。だから、顔合わせたらいつも通りに嫌な顔したげといてね。そんでたまに優しくしたげて」
「はあ‥」
「なんて。まあ、気が向いたらでいいと思うけどねぇ」
「‥そうなんですか?」
「ま、そこは君らの問題だし‥オレがどうこう言ってもどうなるもんじゃないでしょ?だから深く考えたりしないで今までのままでいいと思うよ」
「‥分かりました」
「ん、いーこ。‥さーて、ではでは、オレはそろそろ行こうかな〜‥鬼の体力も無くなって来た頃だろうし」
「‥あ、もしかしてそのつもりで最初から」
「ふふふ、そうですよ〜?やっぱこーゆうのはガチでやると疲れるしね。てわけでおにーさんは今から鬼をこらしめに行って来ます」
「ぎたぎたにお願いします」
「あはは、よし任された。てか邪魔しちゃってごめんね?」
「いえ、大丈夫です」
「じゃあお仕事大変だけど頑張ってね」
「はい。先輩も」
「え?ははっ、待ってよそれどんな仕事!ま、いっか。お仕事いってきまーす」
「あ、はい、いってらっしゃい」














なんかすごい長くなった(笑)

だらだら書いておったらたいきについて二人が話してる内容になりました残念ですね!

ゆーの言う深く考えないで、の裏には『まきちゃんて逆に変に考えて物事進めるとややこしくなりそうだし』とかそんないろいろが潜んでるのかなー‥まあ、読んでて分かるようにゆーくんは生徒会室が関係者以外立ち入り禁止なのを分かっていながら知らなかったふりで入ってくるようなある意味ふざけた人なのです、とゆうことだけ言っておきたいです。

てか、この子って黒い感じが滲んでる気がするんだけどまきちゃんにもカズくんにも好印象なのが不思議←

とゆうかもうキャラもくそもなくなってきた気がしまっする








失礼、よい子のお邪魔をいたします/優と麻紀/talk
2010/02/13 12:46



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