清祥咲夜
(1)『不死見』分社で『豊山』派寵姫として知られる。
  父に相当するのは『雪沙灘』千里朱雀、母は総本山『不死見』

  非常に神格の高い血統書付きのお姫様で、申し分ない身の上ながら個体として貧弱のため、長らく守るべき山を与えられず総本山に残っていた。

 預かる山が定められぬうちに、五の婿入りが確定し、二つの嫁入りが決まった。

 五十七の婿を受け入れ、二度嫁入りを果たす。高貴という看板を下げて歩いているようなものだった。

 『呉山』時雨の母に相当する。

(2)稲荷の記録に残される中では、もっとも古い女稲荷の一柱。

(3)侍従は茂野。侍女は松緒。

(4)ひとの子『みかど』(久條帝)を愛したために、稲荷の世にもひとの子の世にも大きな爪痕を残す。
 →葵山事変




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