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※微エロというか下ネタ?
※クダリさん崩壊気味













今日は久しぶりの休日だったから、めざましをセットしなかったのだけれど。

たぶんまだ朝はやい時間だろうに私は謎の圧迫感で目をさました。まだ重たいまぶたをムリヤリ開けて現状を把握する



「…クダリさん、なにしてるんですか」


「まだナニもしてないよ」


圧迫感の正体は職場の上司で、知る人ぞ知る地底の王者が1人、クダリさんだった。布団の上から馬乗りになっている。
おかげで身動きがとれないのでとりあえず質問を投げかけたらしれっと返された。

まだ、ってことはなんだ


「なにかするつもりだったんですか」


もう充分されてると思うのだが。
ついでに言うと玄関のカギは閉めていたはず。不法侵入だ。しかも早朝から。



「うん、いまからナニをね」


「…は?」


そう言ってベルトをかちゃかちゃ鳴らす いやいやいやちょっと待て!眠気が一瞬にして飛んでゆく。


「ナニってなんですか!?」


「え?おな「言わないで!!」



朝からなんてぶっとんだ発言をするんだこの人は。
なんでもないようにベルトを外したクダリさんを止めようと足掻くが成人男性に乗られては抵抗も虚しいだけ。


「大丈夫!ナマエには迷惑かけな…うん」


「なんだその間はー!?」


ホント一体どういうつもりなんだこの人
大体自慰をするのになんで人のベッドにいるんだ。情事をするならともかく…ってわけでもないか。



「なんで私のベッドでしようとするんですか!」


やっぱりどうしても身動きがとれないのでさわいでみたらクダリさんの動きがとまった。もう下着がみえてます…目を逸らそう。




「ナマエの顔にかけたいなぁ…って思って」


「ど、どういう意味で…」


「顔sy「ストーップ!!」


真顔でそんなことを言われるとは思わなかった!
セクハラもここまでくると犯罪じゃないのか


「なに勝手なことしようとしてるんですか!ノボリさんにチクリますよ!」


「ナマエ、シビルドンとデンチュラどっちがいい?」


「しびれる!!」


駄目だこの人本気だ。「ムリヤリもそそるね!」ってうれしそうに言うな



「なに勝手なことしようとしてるんですか!」


「えー。じゃあ許可して?」


「しませんよ!」


「じゃあ勝手にやるね」


じゃあ、ってなんだ。なにひとつ妥協してないのに



「やめて下さぎゃああぁぁぁああ────!!」


「あはは、近所迷惑だよ」


なんということだ。もう下着まで下げてその…あれだ…立派な男性の象徴が自己主張している。



必死に目を逸らそうとするがクダリさんに片手で顎のあたりをつかまれて阻まれる


「いいねそのカオ。ぞくぞくしてきた!」




必死に目を瞑るが音は遮ることができない。
アレのアレな音とか、かすかに聞こえるクダリさんの熱のこもった声とか




「んーっ!んんー!!」


しばらく唸って抵抗してみたがクダリさんはまったく動じない、
その上


「あ、出そう…」



ちょっとまてぇぇええぇ──────!? びゅっ え?




鼻を掠める独特の臭い


「わー!ナマエエローい!」




や り や がっ た…!











「写真撮っていい?」



相変わらずのにんまり顔に私のなかで何かがキレる音がした







「いいワケあるかぁぁぁああああ───────っ!!」




よくあの体制から、と自分でも驚く勢いでクダリさんのアレに頭突きをかましてやってクダリさんは昇天した。




















(ナマエ!ボクも一緒にシャワー浴びる!)
(復活はやい!ってか入ってくるな!服を着ろぉぉおおー!!)
(ボクが不能になってないか一緒に確かめよ?)
(でてけぇぇえー!!)







─────




まだ裏をかく勇気とか技量はない。
中途半端になってしまって後悔してる。




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