この小説は、まず夢主から出来上がりました。
『バカテスというキャラが濃いメンバーの中でも馴染めて、尚且つインパクトのあるキャラクター＝なんか自由人』みたいな数式が頭に浮かんで。
そしたらタイトルは『自由人→自分なりの考えや信念を持ってる→それはもう本能みたいなもの→そういうのを持ってる人は誰が何と言おうと考えを曲げない→まるで我が道を行くみたいな→じゃあタイトルは「我が道行く！」にしよう！』てな感じで決まりました。連想ゲームですね。



複数主人公なのは決定していて、上記の通りキャラは結構簡単に浮かびました。
バカテスと言えば濃いキャラクターとギャグ。ならば２人の夢主の内１人はボケ＆バカ、１人はツッコミ役がいいだろうと思って。
アスカの喧嘩が強い設定は活発さを生かす為です。とにかく最強キャラにしたかったんです。そうするとツッコミ役の和樹もついて行けるくらい強くないといけないんで、結果最強のタッグが誕生しました。和樹が声優という設定は完全なる作者の好みです。
……なんか設定を考えていた時点で和樹がアスカに振り回されてますね。ごめんよ和樹。



夢主１はとにかく元気で活発で運動が得意そうな名前、夢主２は僕っ子だから男の子っぽい名前を目指しました。
和樹は元々「和希」という名前でしたが、既にバカテスには瑞希（同じ“希”が付いてる。極力キャラと同じ漢字は使いたくなかった）が居たので断念。ならば優しいイメージのある“樹”を使おうと思い「和樹」に。
悩んだのはアスカの方ですね。「彩花（あやか）」とか「栞奈（かんな）」とか、あとは外人っぽく「凛音（りおん）」とか。最終的には「朱鳥（あすか）」から「アスカ」となりました。漢字じゃなくてカタカナにしたのは特に理由は無いです。強いて言うなら見易いから、ですかね。



この小説では、誰かと寄り合うことはあっても、落ちることは無いと思います。
そもそも私が恋愛小説を書くのが苦手で、どうしても想像出来ないんです。
なのでアスカと和樹がキャラと恋をする、という展開は今のところ考えてないです。
あえて言うならば、アスカは明久や康太寄りに、和樹は秀吉寄りにしている気がします。多分。
友達で済ますのは無理があるくらい親密で、だからと言って恋人と言うにはあまりにも罵詈雑言を吐き過ぎる。書くとしたらやっぱり友達以上恋人未満でしょうね。