「はー。日差しが眩しー」

「まあ、春だしなー」


屋上にいるのはヒロインのナツキとユマ。

一応、今の時間授業中なんだけど。


「担任、怒ってるかなー？」

「まあ、よくね？担任だし」

「そっかー」


いや、よくないでしょ。


「そうだ、ユマさ。昨日本屋行った？」

「おう！Ｄグレ最新刊発売されてたなー」

「うんうん！
もうアレンとかラビとか神田とか、カッコイイよね！」

「リナリーもな！」

「リナリーは天使デショ！」


好きな漫画の話で盛り上がる２人。

あの、声デカすぎ…。


「あーあ。トリップしたいなー」

「漫画の世界に？夢見すぎじゃね？」

「いーじゃんいーじゃん！ね、ちょっとお願いしようよ！太陽に向かって！」

「おーう…」


２人は立ち上がり、太陽に向かって拝みだす。


「神サマー！トリップさせて下さーい！」

「皆に会わせて下さーい！」



「「知らないセカイを教えて下さい」」



その瞬間、周りが真っ白に光り出した。


「わっ！眩しい…！ナツキッ！」

「ユマ…！」


光が収まると……２人の姿は、どこにも無かった。








――舞台は幕を上げる。


光を持った少女達。


２人の旅（トリップ）が、セカイをどう動かすのか。


夢物語（ドリームストーリー）は、始まったばかり……。



――――――――――

か、書いちゃった…。

いや、今ハマってるんですよ、Ｄグレ。
気づけば手が勝手に…！

書けたら、いいなあ。

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