ストレートすぎる豪炎寺
※会話文のみ
※微キャラ崩壊






「豪炎寺」
「何だ?」
「この前貸した雑誌返してくれる?」
「あぁ、随分借りてたな」
「約一ヶ月ね」
「オレのうち寄っていけば返すぞ」
「そう?じゃあちょっと寄ってく」
「…ちょっと……?」
「え?」
「そのままオレとやってけばいいだろ!」
「いや、何で」
「たまってるんだ…最近…一人で処理するこっちの身にもなってくれ…」
「困る」
「オレは今現在進行形で困ってるんだ!」
「私は困ってないからいい」
「なんて冷たい女なんだ…」
「雑誌だけ返してもらえれば」
「いつ」
「え?」
「いつ、やってくれる」
「え、いつって」
「一週間後?五日後?三日後?明日?」
「何でだんだん日にちが狭まってきてるの」
「オレは今すぐにでもお前を抱きたい」
「真顔ですごいこと言い出したよ」
「明日か?明日お前のうち行ったら喘いでくれるのか?」
「あと十年したらそういう関係になるかな」
「じゅ、十年…?」
「それまでに私に手出したら絶対抱かれてやらない」
「……十年…」
「?」
「十年経ってもオレの彼女でいてくれるってことだな?」
「な、何を」
「オレは最初からそのつもりでいたが、まさかオレが訊く前にお前がそう言ってくれるとは思わなかった!」
「今のは無し!」
「いいや、ばっちりきいた。十年先もオレの彼女な」
「そんな」
「嬉しいのか?肩が震えてるぞ。泣くならオレの胸で泣け」





ポジティブ思考
冗談というのが通じないのですか


 

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