でれたアツヤ






ったく、この前は散々な目にあったぜ、まぁ兄貴が来る前にあいつが帰ってくれたから良かったが、兄貴いたらオレ確実にウルフレジェンドだったな。今度から気をつけねーと……いって!誰だ図書室から飛び出して来たのは、ふざけんじゃ…って、お前かよ!あ、や、言い方悪かった泣くな!!え、こんなんじゃ泣かない?んだよ、心配して損し…はっ!ち、ちげーよ!心配なんかしてねーよ!だだ誰がお前なんか気にかけるかよ、え?私もアツヤくんのこと気になってる、って…。……………な、何言ってんだよ!何だよもって!それじゃまるでオレもおおおおおま、おま、お前のこときき気にしてる、みたいな言い方じゃねえかよ!そ、そそそそんなことあるわけ、あ、いや、あの、ううーん、や、うーんじゃなくて、その、あ、のな!そういうことぽろっと言うもんじゃねえよ。オ、オ、オ、オレが言う前にな…。……っだー!!もう知らねえ!!じ、じゃあな!!え、今のは告白かって…し、知らねーよ!!だ、だけどな、お前がそうだと言ったら、そ、そうなんじゃねーの?あーもう分かんねえよ!!じゃあな!今度こそ本当にじゃあな!…!あ、兄貴
、なんでここに、は?いい加減素直になれ…って、ぎゃー!!






照れろ!
アツヤは素直にならなきゃだめだよ


 

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