モンハン基山
※会話文のみ






「回復薬はちゃんと持ってきた?」
「うん。グレートもばっちり」
「全く、一人でティガレックスも狩りに行けないって何?さすが軟弱ヒロト」
「動物愛護法がオレのクエストを阻むんだ…!あ、ガウシカだ」
「ねえちょっと待って、何でガウシカ狩ってるの?今動物愛護法って言ってなかったっけ?」
「気にしたら負けだよ」
「都合良すぎる」
「やった、ホワイトレバーゲットだよ!」
「ヒロトがこのクエストクリアしてくれないと、いつまで経っても一緒に上位行けないじゃん」
「え、上位怖い」
「へたれ」
「オレまだドドブランゴ倒してないんだよね」
「弱っ」
「うるさい。フットワーク軽いからさ、あいつ」
「ヒロトがとろいだけね」
「あ、ホットドリンク飲んだ?」
「飲んだよ。ヒロトこそ忘れないでね」






「ヒロトはペイント係だから」
「え、オレ?」
「私が戦ってあげるんだよ〜。そのくらいしてよ」
「ということは、何?近づかなきゃいけないわけ?」
「そうだけど」
「オレの命とペイントボールとどっちが重い!?」
「ペイントボール」
「……」
「ほら、もうすぐ出てくるよ。ちゃんとセットしといてよ」
「名前、ペイントボール持ってないの?」
「持ってる」
「やってよ!ハンターランク最高なんでしょ!?オレ死ぬよ!?」
「いいよ二回までなら死んで」
「そこは許可しちゃだめだろ!!」
「もーうるさいなヒロトは。じゃあ私が足止めしてあげるから」
「頼んだよ?」
「はいはい。あ、来た」
「よし、すぐ付けて逃げられるようにしておかないと」
「あ、ヒロトあんまり近づいちゃ…」
「うわああ風圧が!しかも、で、でかいでかい!名前助けて!」
「ペイントボール忘れないでよ!」
「はい付けた!じゃ…って何でこっち向くのまさかオレを狙ってるわけじゃ…わああ来た来た来た!!名前、助け」
「ごめんシビレ罠セットしてるわ」
「うわああああ」






「うーんやっぱり太刀で来た方が良かったかな。ランス難しいわ」
「名前の得意な武器って太刀と大剣だよね?何でランスで来たの」
「え?ランスの練習」
「真面目に来てよ!!」
「大丈夫だって、私の防具はヒロトの比じゃないんだから」
「ま、まあ…」
「ヒロトはまだギアノスクロウズだもんねー」
「これから変わるんだよ」
「まずブランゴにしないとね」
「そっちはどう?」
「んーあともう少し。もう黄色だから」
「頑張ってね」
「部位破壊も終わってるし、顔面も多分。ヒロトは何やってるの?」
「ファンゴと戦ってる」
「よわ」
「真っ直ぐ突進してくるタイプは苦手なんだよ」
「緊急回避しなよ」
「やり方よく分からなくて……あ」
「倒したよ」
「お疲れ!今からそっち行くね!」
「ヒロトのクエストなのにね〜」
「まあまあ、ありがとう。助かったよ」






「あいつ弱いな」
「ああ…」

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