「ヒロトがいてくれて本当によかった」

ニコニコしながら言う円堂くんに、僕はとても嬉しくなった。
中学を卒業してからもよく、みんなでサッカーしたり、遊びに出かけたりしていた。
就職して大人になった今でも疎遠になった人もいるのに、円堂くんは変わらず僕を誘ってくれた。

円堂くんは、会うといつも僕を褒めてくれた。
社長とかすごいよなー!
車も高級車で羨ましーぞ!
やっぱりヒロトが一番頼れるよ!
友達として、本当に誇れるよ!
ヒロトがいてくれて本当によかった!
ヒロトがいないと俺生きていけない
円堂くんに褒められるのはとっても嬉しくって、円堂くんのためならなんでもできた
結婚するって聞いた時は、ちょっとびっくりしたけど、それでも円堂くんは僕に
ヒロトが一番だよって笑ってくれた

円堂くん、
僕も円堂くんがいないと生きていけないよ
これからも、よろしくね










円堂のお財布と化したヒロトのお話




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