鬼不別れ話
全部決まっている
運命なんてそんなもん
―別れよう
―うん、いいよバイバイ
あんなに愛し合ったのに別れるときはあっけなかった
未練がなくはないけど、別にどうだっていい
付き合ってた頃はずっと一緒だとか、絶対離さないとか、よくもまぁこっ恥ずかしいことを言ってたもんだと思ってしまうわけで
こんなことになるなんて、これっぽっちも思ってなかったわけで
ただこの恋に限界はあったけど、見ようとしなかったわけで
ま、終わりの見える恋は面白くないから
別れる理由は聞かなかったけど、きっと鬼道クンのお義父さんが結婚とかお見合いとかそんなこと言い出したんじゃねぇかな
どうでもいいけど
鬼道クンは社長になるんだし、それの跡継ぎだっているんだし
男の俺じゃ、どんなに受け身でもご子息なんて無理みたいな?
ホントは俺から言うつもりだったけど先越された
まぁめんどくさいことやらずにすんだけど
あの頃の俺はやっぱどうかしてた
そう思うと年取ったなぁって感じる
じいさんみたい
まだまだ若いのに
だけどね、どうかしてても、こうなることがわかってても
後悔だけはないんだよね
それは幸せだったから?鬼道クンはどうなの?
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どうなの?じゃねぇよwwww
最後無理矢理に終わりすぎて意味わかんない
最後の台詞を青い栞の
どうかしてるみたいにするか悩んだ
そのうちするかも
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