望むは君の巡廻死更新
2015/09/05 01:02


短編に望むは君の巡廻死更新しました。




今回のお話しは死ぬとか死なないとか、自殺的表現が使われております。
なのでそういった内容のお話しが苦手な方がいらっしゃいましたらご注意ください。


どうしようもなく死にたくなってしまった男がやってきた死に場所で、美麗な男と運命的な出逢い(?)を果たす。
そんな心温まるストーリー展開になっているはず。(これはあくまでも希望的観測ですので、信憑性は全くありません)
生きることに絶望したわけじゃない。
ただ、分からなくなった。
申し訳なくなった。
そしたらどうしようもなく死にたくなった。
そんな時って、ないですか。
ちなみに私は夏が来るとどうしようもなく死んでしまいたくなります。
思うだけで意地汚く生きておりますが。
しかし彼は違った。
なんだかぷっつんと糸が切れてしまって、ついに行動にうつしたのです。
可もなく不可もなく。
恵まれている環境の中で生きているはずなのに、ふとした瞬間にやってくる虚無感。
どこか満たされないのは、なんでだろう。
解決の見えない疑問符はとても不安です。
よくそんな不安の中で生きてるよ、本当に。
凄い。感服。生きるの難しい。
きっと彼は素直すぎたのね。
そして夜をまとって現れた男も。
大きな矛盾を抱えながら生きることを強要されて。
見た目は違えど、似たような感情を抱いた男二人の出会いによる起こる感情の化学反応的なものが、少しでも書き表せられていれば、いいな。




まだまだなつきぶんが抜けきらない、望むは君の巡廻死楽しんでもらえたら嬉しいです!


あばば





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