つまりお前さんたちが信じていようが信じていまいが

この世にはこうして"人"以外の者もいるってこと。

そしてそれは人とともに生きているってことさ。


この世は随分と暮らしにくくなってきたんだろうね。

だからこうして"人"と暮す術を選んだんだと思うよ。




"人"を愛すものもいれば。

"人"を喰らうものもいる。





そんなのそれぞれ違いはあるけど

"ソレ"らを生み出したのは結局は"人"だ。



無碍には出来ない。出来るわけが無い。



もしかしたらお前さんの周りにもいるかもしれないよ。

"人"の姿をした"人ではないもの"が。




そんなのいるわけないって?

いやぁ、案外近くにいるかもしれないよ?


お前さんがまだ気づいていないだけで。

お前さんがまだ接していないだけで。







さて、今回のお話はここらで終わりにしておこう。

これ以上話して、寄ってこられても困るしね。







……なに?何故私がこんな話をしているかって?

そりゃぁ、さっきも言っただろう。



私にも"ソレ"が視えているからだって。








いや、正確には"見たことがある"、かな?






今も、昔も、きっと、この先も。




















…おや、もっと話が聞きたいって?


本当にお前さんは物好きだねぇ。


















それじゃぁこれが最後だ。


とっておきの話をしてあげよう。



























お前さん、


"100万回生きた猫"ってのを知ってるかい?












































二十万打企画、"奇天烈物怪物語"

ご愛読誠にありがとうございました。



伊呂波
















---------追記-------------

二十万打企画のアンケートですが、

三郎に投票して、まさかの結婚報告をぶちこんできた方、
まじでおめでとうございます。

三郎ランクインしませんでしたがおめでとうございます。


末永く爆発してください。


ねぇねぇ三郎今回もどんな気持ちーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
×