マグナはうっかりピットに惚れてしまい
いい歳してなにやってんの俺、と自分に呆れて、後悔すればいい。一歩退いたマッチョは苦労して然るべきなのです。
そして手が出せなくて一人勝手に沈んでればいいよ。
誰にも気付かれない恋心を抱いて独りでに悩んで夜も寝れなくなって自分に言い聞かせて勝手に諦めて自己完結してればいぃぃよぉぉおおおっ
自己を犠牲にする苦労人なマグナ可愛い。そしてその苦労を誰にも気付かれないマグナベストオブ苦労人

そもそもマグナは恋愛面ではまるっきり受け身なマダオだといいです。マグナまじ駄目なオッサン。

なので、結婚した女性も親が決めたお見合いで知り合って今に至っていると思いますマダオめっ


マグナとガイナスについてですが、ガイナスはマグナより少し歳上でマグナより何枚も上手だといいです。

同じ傭兵訓練所出身でいつもマグナはガイナスに負かされていて
くっそーこのアマァ！と毎度ギリギリしとれ。
それでいつしかお前の強さに俺が泣いたとなれ。
それでいつまでもうじうじしてたらガイナスに婚約者がいることが判明して
勝手にショックを受けていろ。
ここまででも、ガイナスはマグナの想いに気づいておりません。

そしていつまでも(誰にも気付かれず)うじうじとしながらいい歳になったマグナを見兼ねて両親がお見合いをさせ、引き摺りつつも断ち切る為に結婚してしまうマグナまじ駄目なおっさん
誉め言葉ですよ？


そんなことをしていたら実はガイナスは子供ができない体質で、酷く落ち込み彼女を
結婚して割りと順風な自分が何かできるのか、励ませるのかとまたもや勝手に思い込み思い悩むのですね。

そうしてマグナ夫妻にも元気な子供が生まれ、それをガイナスが我が子のように育て、ガイナスは何とか自分で傷を癒していくわけです。
一方マグナはまぁぐずぐずしている、と。


そんな平穏な日々に！悲しい変化が訪れるのです！そう！ガイナスが！冥府軍に！つ！れ！さ！ら！れ！
この次点ではまだメデューサが復活したのではなく、ハデスがメデューサ復活の為に少しずつ少しずつ冥府軍を生産していたという？
ガイナスがいなくなったことでマグナは一見なにもないようですがまぁ失意に沈み、数年の時が経ちます。
子供も順調に良い子すくすくと育ちガイナスを断ち切れないまま諦めをつけねばーと思っていたある日、
メデューサが復活、そして魔王ガイナスが築城しやがったわけです。
ガイ魔王ナスの戦いかたを見てマグナはすぐにピンときます、ガイナスじゃないか！と。
そして人間軍対ガイナス軍で戦っている中、
傭兵部隊が集う小さな村を冥府軍が攻めてきて村民は全滅、そしてそのなかにマグナの子供がいたわけですよ！そして本編と。
本当はガイナスの指揮ではなく、はぐれガイナス軍が単独行動をとっていて、ガイナスに罪はないとかよいですね。ね？
ついでに嫁さんに逃げられるマグナ。不憫マグナ。


ガイナスの呪いを解いた後の二人は微妙な立ち居ちのままだと思います。
ガイナスは自分のせいではないけれど、自分の軍がマグナの子を殺してしまったわけだし、そもそも自分がもっと強ければこんなことにはならなかったという思いで、
マグナに合わせる顔もないけど、姿を消したら逃げたことになるからマグナの憎しみや恨みを一生負いながら生きていこうとし
マグナは、我が子を殺された悲しみは消えないけどガイナスのせいでないことはわかっているし、恨むつもりもないけど許してもガイナスが自らを責め続けるだろうし、恨まず許さずのちょうどよい立ち位置のままだといいです。
だから二人は永遠に恋仲になることはないんですね萌えます。


マグナを散々うじうじしたオッサンのように扱き下ろしましたが
表面上はさばさばしたワイルドな人なんですよ多分。
ただ少し思い悩むタイプなのです多分。



つまりマグナ★ラブってことです。



語りたいと言ってから永らく経ちましたがこんなことをずっと考えていました今日も元気です。

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