ふ、と



全知全能唯一絶対の神が存在しているってことは運命は神が創造したものであって、
ならば流れにまかせればイーノックは一度も死ぬことなく旅を終えるはず。
結果的には確かに一度も死なずに旅を終え、昇天しているんだけれど
ルシフェルの指ぱっちんで何度も巻き戻したのは事実で。

神の意思に沿う形に何度もやり直させるということは
ルシフェルが運命というものを操作しているといえないこともない。

全知全能が一度で正解を導き出せないことはないと思うのだけれど
神は何度も繰り返させている訳で。
なら、その時間の一つ一つにルシフェルになにかを与えていて一つ一つが大切な何かを物語っているのだろうか。


とふとおもった。



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