アイスクリーム
夜中ですが、僕の家にアーティさんが遊びに来ました
「ぬぅん、ハルトが食べたがっていたヒウンアイス買ってきたよー」
とビニール袋を持ち上げるアーティさんマジ天使!
ほにゃんと笑った背後に後光が見えましたとも!
「わぁ、ありがとうございます!」
お礼を言って受け取ろうとすると、アイスの入った袋をヒョイと持ち上げ、意地悪に笑う
「ぬぅ、ダメだよ。ハルト、後ろ向いて?」
何がダメなんでしょ?
真意が掴めずに彼を見つめると、アイス溶けちゃうよと、暗に早く言うことを聞けと言われる
アイス欲しさに彼に従い、後ろを向く
なんたってヒウンアイスは大人気で中々買えない代物なのだ、もらえるなら是非とも欲しい
「ハルト、アイス食べたい?」
恐らくわざとだろう…耳に息を吹き掛けながら言われ、背中がぞくぞくする
「た、食べたいです」
耳にかかる吐息に体が熱くなるのを感じつつ、震える声でなんとか答える
ふぅん?と笑った彼は、何を思ったか僕のズボンを下着ごとはぎ取り
突然のことに抵抗できない僕の後ろでクツクツと喉を鳴らして
「はい、あーん」
と言いながらそこにある蕾にぐりぐりとヒウンアイスを押しつけてきた
冷たさに思わず体を捩り逃げようとするも、片手であっさりと足を捕まれその行為を続けられる
見えないところへの冷たさは、嫌でも感覚を敏感にさせていく
「ひゃ!あ、ぁ…アーティ、さん…ひっ、や、やめ」
制止の声など届くはずもなく、押しつけられて行き場をなくしたアイスが僕の体内に、蕾をこじ開け逆流して入り込んでくる
そんな未知の感覚に、気持ち悪いのか良いのかもわからずにただ喘ぐ
「…あぐっ…ぁ、…冷たっ」
早く止めてほしくて彼を見るが、アーティさんはうっとりと僕を見返しただけだった
「ハルトの大事なところ、アイスがドロドロにとろけてひくひくしてる。可愛い、良い絵がかけそう」
楽しそうなアーティさんは、僕のなかにたっぷりアイスを押し込んでまた笑う
そして、そそり立った自身を取り出して、僕の蕾にすり付けてきた
「…ぁぅ…ゃ…止めて……くださ……んん…」
アイスで冷やされた蕾が熱を余計に強く感じさせて、快楽を望み解されていくのが恥ずかしくて堪らない
いっそのこと、僕の意見など聞かずにアーティさんのを入れてくれたら良いのに…
わかっていて意地悪しているアーティさんは
「どうしようかなー」
とわざと悩む口振りで言いながらも、動きを止めてはくれない
悪戯に蕾を刺激されて膝が笑い、床に崩れ落ちそうになった僕の腰を掴んで支えてくれる
けどやっぱり刺激は止めてくれなくて、時々後ろから耳やうなじを舐められ、僕は否定の言葉を吐きながら腰を揺らしてしまう
…あぁダメ…。…もぅ、欲しい
最初から僕の弱いところばかりを攻めて、それでいて肝心なところを避けられるという焦らしに、僕のなけなしの理性が決壊するのは早かった
「アーティさん…入れて、ください…お願いします」
身体の芯が暑くて我慢できず、息も絶え絶えにおねだりすると
後ろで幸せそうに笑って、彼は僕の蕾を傷つかないようにじんわりと押し広げながら、中にゆっくりと侵入してきた
「あぐ……ぁ………あぁ………おっきぃ……」
僕が痛くないように優しく優しく入ってくるそれは、アイスに冷やされた体内を暖めてきて、とても気持ち良い
僕の中で脈打つそれの余韻に浸っていたら、いきなり激しく腰を動かされ、息ができなくなった
「ハルトの中、アイスでぐちゃぐちゃだね。ぬぅ、そんなに美味しかった?」
口から喘ぎ声しか出なくて、返事ができない僕の大事なところをぎゅっと握って、お返事は?と聞かれる
これは、答えないとイかせてもらえないみたい
「……はぃ…んんんっ……」
必死になって答えると、後ろで嬉しそうに笑って、大事なところを擦られ、気持ち良さで頭がどうにかなりそうになる
足腰はとっくに力が抜け、彼に支えられてされるがままだ
「ほら。ハルト、イっちゃいなよっ」
「―――っ!!」
僕が白濁を吐き出したのに、アーティさんは腰を止めてくれず、イったままで底のない快楽に落される
「あぁぁぁっ……ぁん……な…なん、でぇ………」
「ぬぅん?だってハルトはイっちゃったけど、僕まだイってないからね」
「…だめ、また……ぁ、……あぁぁああぁぁぁ……っ!!」
結局解放されるのは、僕が快楽のあまり気絶した後となることは、まだ知らない話
☆
私の人生にて初R話←
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