にゅうえんした
保育園に入りました
念のために言い訳しておきたいが、渋々である
出来たら色々すっ飛ばして旅にでたいさ。
現実は、やっとトイレを一人でいけるようになったくらいだが…もぅオネショとかしてたまるかってんだ。
今って、スーパーマサラ人ことサトシ君て何歳位な訳?
というより、彼は存在するんだろうか…気にしたら負けかもしれない
それはさておき、保育園なんかに行きたくない行きたくないって何度も抵抗したけどさ、両親ったら友達作れの一点張り
やめてよママン、精神年齢だけならママンと一緒くらいですよ、私
泣き落としで行こうと思ったら、思わぬ伏兵がいらっしゃいましたし…
「ナガレ、休み時間に会いに行くからね」
と、目をきらきらさせたアーティ君に優しく手を握られ諭されました故、その時点で私の敗北を悟りましたとも
ハハコモリの微笑ましそうな生暖かい視線に晒されながら承諾いたしまして候。ちくせう
ホニャリとはにかむアーティ君とパンフレット見たら、保育園と幼稚園とスクールがほぼ同じ敷地内にあるんだよね
あ、皆様何となくおわかりでしょうが、育て屋が隣の保育園です
スクールも近いとは知らなかったけど
お家がシッポウシティだからね、まさか結構距離のある隣町のサンヨウまでは行かないだろうとは思っていたけどさ
そんなこんなで、登園はアーティ君と一緒です
ちょっと背伸びして、私の手を引く彼はただの天使だと思うんだがどうでしょう。異論は潰しますが
マメパトとかが飛び出してくるたび、私を背中に庇う仕草がいちいち可愛い
廃人だったわたしからすれば、大体のポケモンの気性や対処法まで把握済みな訳でして、マメパトなんぞ恐るるに足らず!みたいなね
あれ、恐るるで合ってたっけ?まぁいいや
マメパト如きに怯える私じゃないが、アーティ君はそんなこと知らないからね
何が怖いって、野生のポケモンではなく、今の私はアーティ君以外の子供と関わったことがないのでして
つまりは、肉体的同世代ちょーこえーなんですよね
嬉しそうなアーティ君には悪いが、帰りたいな
「大丈夫だよぉナガレ、僕が守ってあげるからね」
不安そうな顔になっていたんだろう私の手をギュッと握ったアーティ君の背中が、小さいながらも頼もしくてそりゃ将来いい男になるわ。と苦笑してしまった
いい男といえど、ウホッではない。
☆☆☆
そういや、私達ポケモン持ってないけど…
あぁ、背後にハハコモリの気配がするから大丈夫だ
過保護め
[ 104/554 ][*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]