エロだよ(^q^)





「気分はどう?シズちゃん」
「っ…さい、あくだ」
楽しそうに口を歪めて問い掛けてくる声に自身の気持ちを紡ぐ。
「そうなの?それにしては随分と気持ち良さそうだけど?」
拘束されている自身から
発せられる水音。
「…くぁ、あっ…い、やめ」
同時に洩れでてしまう自身の声。自分はこのような声が出せるのかと客観的に捉え、この状況を理解する。
「え?シズちゃん。本当にやめていいの?」
にやけながらも言う憎い彼。
そう言いながらも奴の手は動き続ける。
「ば、ばかぁっ…やめ」
「ふーん、そっかやめて良いんだね、シズちゃん」
同時に止まる愛撫。
それを望んでいたはずなのに逆に全身が熱くなる。
「え、なん…でぇ、」
思わず漏れる声
「どうしたのシズちゃん。俺にやめてほしかったんでしょ。やめてあげたのに何でって聞かれても……」
「っざゃぁ…い、ざぁ…やめ、るなぁ…はぁ」
先程までは本当に止めてほしいと望んでいた。
だが、奴の手が止まった瞬間、静雄の中より溢れ出る欲。
それによって自身の理性は歯止めを止めてしまった。

「いざゃ、も…っと、よこ、せっ」

まだまだ夜は終わりを告げない―



8/11 更新
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