2015/01/06 03:18


違い主人公設定で。

調査かお出掛けで電車に乗った桃井ちゃんが王道で痴漢にあい「(こわいよきもちわるいよたすけてだれかたすけて)」って泣いてしまった所で痴漢野郎と桃井ちゃんの間に人が割り込んでくる。(勘違い主人公です。ビバ王道!)
痴漢から逃れて安心した時に「怖かったね。もう大丈夫だよ」と小さく優しい声で囁かれたのと同時に電車が止まり男の悲鳴が響く。
「このクズが。抵抗出来ない彼女を良いことになんて猥褻な所業を。男の風上にも置けないな。共に署まで来てもらう。逃げようとするなよ一部始終を撮った動画があるのだからな」
と、地を這う低い声で痴漢の腕を捻りあげながら主人公は電車からさっさと降りてしまう。
慌てて桃井ちゃんも降りて主人公の服を掴み「あ、ありがとうございました!」と頭を下げる。
そしてポンポンと頭を柔らかく撫で微笑みを残して(痴漢野郎の首根っこを掴んで)去っていく主人公に桃井ちゃんがメロメロどっきゅん!しちゃう。
こんな素敵な出来事を話さずにはいられないのが桃井ちゃん。
男性陣は「今時そんなイケメンがいるんだな」と関心され女性陣は「かっこいー!!」ときゃあきゃあされる。

話しが飛び過ぎるが誠凛と練習試合を組んだ時に主人公と再会して。
「! あなたは!?」
「…(記憶辿りなう)…あ。あの時の「お会いしたかったですー!!」ぐふぅ…!」
「きゃー○ー!!」
主人公にタックルして押し倒しそれに悲鳴を上げるリコちゃんかーらーの黒バスヒロインズによる主人公争奪戦ファイ!!

「○から離れなさい!」
「○さんと言うのですね!?私は桃井さつきと申します!さつきと呼んでくださいっ!」
「どうでもいいわよ!さっさと降りなさい!○が潰されるじゃない!」
「あ。そうですよね私Fですから」
「むきいいいいいっ!!!」

主人公に跨ったまま桃井ちゃんとリコちゃんが喧嘩になって周囲にいるメンバーはポカーンとする。
一拍空けて先に誠凛側が我を取り戻し桃井ちゃんから主人公を剥がして黒子を筆頭に一年ズが主人公の防波堤となる……んだけど桃井ちゃんはスイスイと主人公の所に来ては腕に絡み付いてラブアピールしてくるからリコちゃんがイライラ。
「(なんで振り払わないのよ!あと○はウチのなのよ!)」プリプリしてるリコちゃんぎゃんかわ。
あの木吉さえ分かる位に空気がピリピリ(自分が原因だと分かってない)してるのに居た堪れなくなった主人公は質問攻めしてくる桃井ちゃんの唇に人差し指を当てて「今は部活中。後で、ね?」と甘い声(無自覚)で出来る限り傷付けさせない様に離れてと遠回しに言ってそそくさと離れる。
「こんなキザなことやる奴なんて漫画の中だけだろ」と思っていた行動をされた桃井ちゃんと見てしまった桐皇メンバーがむちゃくちゃ赤面して床を叩いたり壁に頭を打ち付けたりメモしたりする傍ら誠凛メンバーは日常茶飯事に見ている主人公の行動に感覚が麻痺してるので桐皇メンバーの反応を見ては「ああ。懐かしいなー」と思ったり思わなかったり。

何が言いたいかというと。

桃井ちゃんが可愛いと絡ませたいということです!!!


最終的には主人公が女だって知らされます。
でも桃井ちゃんは気にしない。
むしろ桐皇男性陣が二重のショック(女性だけどイケメン過ぎるという)を受ける。
やだなにこれ楽しい。




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