とある部長の心情
2013/10/05 10:05

今日ジェット機で家から飛び立つと、我が校に大きな旗が立っていた。

【跡部様お誕生日おめでとうございます】

その言葉を見た瞬間、一瞬目の前が霞んだがそれもすぐに引いていった。俺様のこんな姿をあいつらは望んでいないからな。

「はっ!」

ジェット機から飛び立つと、一緒に薔薇の花びらが舞った。


「「「跡部様―!」」」


下から歓喜が広がり、俺様を迎える。
こんなにも多くのやつらが俺様を迎えている。


「お前ら・・・最高の誕生日じゃねえの!」


毎年のことだが、こんなにも多くのやつらに祝われる俺様は最高に幸せじゃねえの!


「なあ、樺地」

「ウス!」


下で迎える樺地の隣に降り立った。


パチン―


「お前ら・・・未来永劫に俺様に付いて来な!」


「「「跡部様―!!」」」









‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


「毎年のことやけど、ほんまよおやるわ」

「もう見慣れたけどな」





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