アヤ達がモンハンやる話
※拍手お礼小説
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アヤ達がモンハンやる話
「オンラインのみなさーーーん!!!」
「はーい」
なんて号令するとヘッドフォンからは1人しか返事がなかったがそこは割合する。
通信機器の液晶にはヒカリとルビーが通話アプリに参加しておりこの3人はもうチームを組む程仲がよろしいのである。アヤが仲良いよね〜なんて言うと「こいつとは仲良くした覚えないですけど」「あ、それ俺も思った」なんて二人して向こう側で言い合っている。ほら仲良いじゃん。
今回の集まりはモンハンやろう!というアヤの一声で集まったが、ヒカリとルビーは珍しく…本当に珍しくお互いに思ったことが重なった。
あっほら、また!
【アヤが力尽きました】
「ワッーーー!!!!!」
「「(弱ぇ……)」」
この我らがトップコーディネーター。
演技、技術、センス共にNO.1なのだがアクションゲームには才能の欠片もないということに気付いてしまったのである。
狩猟笛を使うこの人。旋律をかけるので精一杯みたいだ。
「あ、ちょっ、アヤさん!あんま突っ込むと…」
【アヤが力尽きました】
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「粉塵が足りない。ルビー早くキャンプ戻れやハゲ」
「ヒカリが戻れよアホ」
そして言い合う二人。先程からこの三人、モンスターに全く攻撃出来ないでいる。え?今狩猟初めてから何分経ってるかって?ヨツミワドウに30分だよ。
ルビーもヒカリも被弾率が恐ろしく高く致死率が高いアヤのカバーをしているだけで全く狩猟に専念出来ない。体力バーから目を話すと気付いたら乙っている。
「アヤさんとりあえずもう狙われてる時は前に出ないで貰っていいですか。私がシバきます」
「俺達の後ろで閃光弾と旋律だけかけてください。あ、罠もお願いします。ダウンした時だけ叩きましょう」
「あ、ハイ」
そうしてライトボウガン2人組はあっという間にモンスターをシバき倒すのだった。
「あ、天鱗2つ出た!」
「「(豪運かよ)」」