偶然、必然、運命



「私は思うんだ。話を聞く限り、アヤちゃんとレッドの出会いは偶然てか必然ってか運命だと思うんだよね」

「フボーーッッ!!と、とととと、ととと突然なななな何をいいい言い出すんですかミリさん!!」

「ア、アヤちゃんどもりすぎ(汗)」

「あ、すいません……じゃなくて!!突然過ぎますミリさんいきなり何ですかミリさん!!」

「……………だってさ、アヤちゃんが薬草を求めてシロガネ山に足を踏み入れてなかったら、サンダースが山頂に行かなかったらアヤちゃんはレッドと会う事はなかった。それにあの時レッドが馬鹿して倒れなかったら、こうしてアヤちゃんの彼氏にはならなかったかもしれない。……でも、きっとアヤちゃんとレッドは見えない糸で繋がれているんだと思う。糸が繋がっていれば、どんな出会いであろうが人って出会えるものだからさ。どんなに仮定を述べても、結局糸が繋がっているから、二人は出会えた。私が今まで見てきた中で、そーゆう人達はずっと仲良く出来ていたから……アヤちゃんとレッドはこれからもずっと仲良くいける」

「ミリさん…」

「だって誰から見ても二人はお似合いだもん。見てて微笑ましくなるよ」

「……そ、そうですか…?なんか、恥ずかしいですそんな正面きって言われるのって。でも、えへへ…////」

「(本当に………羨ましい)」



包まれたオーラは

眩しい程の、幸せの色




「でも流石に寝起きのレッドをぶっ飛ばすのはないでしょ」

「あ、あはは…ですよね〜」



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傷跡の華





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